実際に起こったポートアーサー事件のお話
これめちゃ鬱。報われない。救われない。
完全に知的障害だとは書いてないけど、実際の事件だと知的は平均以下だったけど責任能力ありの判定だったね。
映画の中では普通になろうともがいているマーティンの姿が苦しい。普通になって欲しい母親と、マーティンに寄り添う父親。作れない友達と、初めて心から寄り添えたヘレン。ひとつのことがきっかけでどんどん不安定になっていく。
これつらいな〜〜〜
周囲から馬鹿にされてるのも理解して、でも自分でもどうすることもできないからいまのままでいるしかないとさらに苦しむマーティンの心情が痛いほど伝わってくる
できないものはできないし、方法が分からなくて苦しいよね。解決できないからわかるよ
サーフィンがよく出てきたけど、オーストラリアではああいう男性が「男らしい」と象徴れるらしい
そうなりたいのになれない姿もさらに苦しい
ラスト、フルーツポンチみたいなの食べながら窓の外をみるマーティン、何もかも覚悟が決まっているような、でも憧れの気持ちもあるような、そんな姿だった