ある明け方、爆発音のような大きな音で目覚めた蘭農園で働くジェシカ。その日から、彼女はその爆発音を日常生活の中でも耳にするように。
ボコダに入院中の妹に会いに病院へ通うジェシカだったがその音に悩まされ、知り合いの男性から音響技師のエルナンを紹介してもらい爆発音の再現をしてもらうことに。
そこからジェシカは、エルナンに紹介されたバンドにあったり、人に会ったりしながら様々な国へいき、自然と音の正体を突き止めるべく旅が始まっていく。
正直寝落ちしました。ほんとに、眠くて眠くてたまらなくてある時あの『ボンッ！！！！』って音でビクッとなり目が覚める。
『DUNE 砂の惑星』を超えるレベルで眠かった！
そんなアピチャッポン監督の実験映画でしたが、とても美しい映像美とこの音の体験はシアターで観るべく作品だった。(家で観てたら完全に落ちてたw)
夢を見ているのか、輪廻転生する前の前世の記憶なのか、パラレルワールドなのか、はたまた人身売買でもして誰かの臓器の記憶なのか！？とかいろんなことを考えすぎてしまったが、結局その音がなんなのかを察してからは「頭を使って観てはいけない。感じるんだ！！！」と映画全体の雰囲気や空気を感じ楽しむことも大切だなと気付かされた。
