このレビューはネタバレを含みます
私はユリアよりも年下だが、状況や性格が似ている部分もあり、とても共感した。
未来の自分を見ているようでもあった。
主人公のことを心の中で励ましていた。
それと同時に作品に励まされた自分がいる。
彼女の選択はブレているようで、実はそんなことない。
その時の最良だと思うものを選んでいるのだが、どうも居心地が悪かったりして次…という感じ。
どこかに落ち着いてしまうと、それで終わってしまうような気がする。
ここでは終わらせたくない。
でもどこかに居場所や道が欲しい。
なかなか抉る内容だけど、鑑賞後はとても清々しい気持ちになった。