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わたしは最悪。のskmoviesのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
3.9
美容院で雑誌読んでたら
特集されてたのを見て見に行った。

「何かはわからないけど何かを待ってる」
「自分の将来に責任が増えることへの
漠然とした不安」に共感しすぎてしんどい。
かといってユリヤほど恋愛一直線には
なれなくてより鬱屈としている。

「一緒に人生を歩むことに
不安を感じない相手といつか出会える」

「自分らしさを表現できる仕事に
いつか出会える」

「そしたら私は幸せになれるはず」

結局何を選んでも選ばなくても
自分自身は変わらないのに。
変わることへの期待と絶望が大きいから
不安になって苦しくなって
壊したくなってしまう。

当人よりも愛した相手の方が
本音をわかっているのもきつい。

映画の余韻に浸ったまま
3駅くらい歩いてしまった帰り道。

答えなんて死ぬまで出ないのに
答えを探して悩んでしまうのが人生。
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