20代後半に入ってからは、30歳までなら将来の方向性を大きく変えるのにギリギリ間に合う年頃という認識が強くなって、
足掻くように行動したり、日々に変化を求めたり、思いが叶うともっと上にっていう永遠に届かない理想に向かってがむしゃらな数年を過ごしてて、早く満たされたいけど、どこにゴールがあるのかわからなくなってた。
その答えのヒントがあるかなと思って観に行って、共感できる点はあったものの、最後まで主人公の成長を感じれなかった。そもそも成長ってそんなに簡単にできるものじゃないのかな。どこかのタイミングで身の丈を知って収まるっていうのが無難で正解なのかな。
主人公は居心地悪いって言ってたけど、陽が沈む時間が短い夏に、自然に囲まれた別荘で、テロテロの服着てワイン片手に踊ったりするのは最高に気持ちよさそうで羨ましかった。