Natsumi

わたしは最悪。のNatsumiのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
3.8
外科専攻から心理学専攻、そこで出会った教授と恋仲に落ちて写真家へ

仕事も恋愛も、目移りが激しく、興味を持ったらすぐ足を突っ込めるユリヤ。

行動力は勿論だけど、きっと何を始めるにしてもある程度は様になる要領の良さや、人が惹き寄せられるユニークさがあるんだろうなと、羨ましく思いながら見てた笑

他人を完全に理解するなんて無理。
自分ですら心の方向がどこに向いてるのかもわからない。でも常に自分の可能性を信じていたい。何者かになりたい。

運命の相手、仕事と出会えて、これで人生完璧だ!!と思っても、違和感や不安はどこからともなく生まれ続ける。

自分の人生を生きてるはずなのに、どこか自分を客観視してしまって、「あれ脇役じゃん」ってなる感覚、すごくわかる。笑

愛してるけど愛してない

これって、言う側も言われる側も傷つける真理でしかないけど、この現実を自分のやりたいことと天秤にかけて、選択して、前に進んでいくしかない。

他人を選ぶか、自分を選ぶか。

時間を消費するのか、経験に変えるのか。
Natsumi

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