このレビューはネタバレを含みます
9.11の被害者及び遺族への補償基金分配をまとめた弁護士にまつわる実話。
英語が第一言語ではない人、戸籍上は遺族に当たらない子ども、「全員を漏れなく平等に救済する」を綺麗事に終わらせないことが、いかに難しいか。
アメリカの高校にいた時、市民学のクラスで9.11を扱ったとき、癒えることはないであろう、大きな痛みと悲壮を肌で感じた。
けれど、この映画を観て自分が表層すらも見れていなかったと気づいた。
遺族、被害者の方々のエピソードは聞いていて本当に心が痛かった。
脚色とかあるとは思うけど、これをプロボノで引き受けて成し遂げたってすごい、、、