Mary

わたしは最悪。のMaryのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
2.5
なんだか、よく分からない、というのが率直な感想。何が言いたかったんだろう?
エピローグでは主人公がかっこよく仕事して素敵に輝いてたから、一応良い方向に向かったのかな?と思ったけど、でも結局ひとりだし、
結局誰とも幸せになれないの?ずっと1人で生きていくの?って不安で寂しい気持ちが残ってモヤモヤした。
主人公が、言葉で言い表せない感情とか、本能、衝動に正直すぎて、
ちゃんと相手と向き合おうとしないところ、相手の気持ちを考えずにぎゃーってなっちゃうところは嫌いだし、
言い訳しながらウキウキ満面笑顔で浮気しちゃうところも最低。
だから「わたしは最悪」なんだと思うんだけど、
そしてそんな駄目なところ、人間なんだから少しくらいあるよねって、鑑賞者は共感できるのかもしれないけど、
私には主人公の良い所、分からなかった。
ここから彼女がどう成長していくのかみたいなところが詳しく見れなくて残念。
最悪なところだけ見させられた感じ。
それに加えて性描写が露骨すぎたので、全体的にうーん、なんだこれという感じ。
私にはちょっと難しかった。。
ただ、映像表現は良かった。
例えば、ドラッグの作用で頭の中がぐちゃぐちゃになってる描写、
いろんな記憶が交錯して、漫画のイラストとかも織り交ぜてあって
映像としては凄いと思った。
Mary

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