寝台特急の相乗りから始まる男女のロードムービー
リョーハに対して、「こんな同乗者はこりごりだ〜」という最悪な印象から始まったのに、実は良いやつじゃん!と思わざるを得ない。人生時にはああいう勢いが大事なんだなぁと思いました。
目的地それ自体よりも、そこに向かう道中をかなり丁寧に描いていたのが良かったです。
同じ車両に乗る人々は、向かう場所も目的も違う。これからの人生で二度と出会うことも殆どない。
そしてその電車自体も、同じ場所に戻ることはない。
電車という移動手段が持つ刹那的な空間と、車窓から見える夜景の光がなんとも幻想的!ラウラとリョーハの関係性そのものであるように見えました、!
ラストめちゃくちゃ良いです!クソッタレで好き!
どこか旅に出かけたくなるような素敵な作品でした。