hikari

コンパートメントNo.6のhikariのレビュー・感想・評価

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)
4.2
画面から伝わる凍えるような寒さ、愛想のない車掌、不便な寝台列車の旅も悪くないかもと思える。 
最悪な出会いがもたらす最高な時間。
なにが起こるかわからない。 
これこそ旅の醍醐味である。 
連絡先も知らない、寝台列車の相部屋の男性との出会いが、ラウラにとっては恋人とも違う、今まで感じたことのない居心地の良さや愛しさがあったにちがいない。
個人的に無駄なシーンなどなく、好みの作品だった。
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