“(フィンランド語で) 何て言う? ‘愛してる‘ ”
“ハイスタ・ヴィットゥ(くたばれ)w”
»1990年代のモスクワ、考古学を学ぶフィンランド人女子留学生は恋人との史跡旅行が急きょ一人旅となり、寝台列車の6号コンパートメントに乗り込むが、同室のロシア人労働者は酔っ払ってヒドい言葉を吐くゲスい野郎だった。
はい、カンヌ映画祭で話題となったロード・ムービーをやっと鑑賞…一人旅好きだったのでニンマリと見終える。
そう、今ではもろにハラスメントから始まるゲス野郎との距離感が見物で…最悪の始まりから発展はあるのか、つれなくされる寂しさはどう影響するのか。
うん、途中からのいい感じのギター野郎も肝で、人は見かけによらないってコトでもある訳で。
にしても、地味な作品ではあるし、旅行好き以外にはビミョーかもですが、もどかしさを楽しみたい方にはオススメ…って、まさかの『タイタニック』のネタにはニヤリでしたが。
なお、キャストでは、やはりセイディ・ハーラ…お疲れ様でした。
ユーリー・ボリソフ…個人的には初見でしたが、主演作とあるようで、いい仕事してます。
さらには、ディナーラ・ドルカーロワらのサポートも良き。