今更ながら映画館で初鑑賞。
しかも、地元の劇場でひっさびさの3D上映がされるということで3D版で観てきた。
結論から言えば別に3Dで観る必要ななかったな。
モルカー達の羊毛フェルトの質感、身体の伸び縮み(スクアッシュ&ストレッチ)を強調した動きが、まさに手書きやCGのアニメでは表現し得ない愛くるしさをもたらしている。
意外だったのが、色んなパロディネタを盛り込んでいること。
特に、「エサの奪い合いに負けてしまったモルモット」を再現したのには笑ったw
猛暑の中、駐車上に停められてるモルカー達がグデったり、ゴミを食わせたり痛車にさせられたりと、動物虐待的というか、庇護欲を掻き立てる不憫な描写も見受けられる。
羊毛フェルトの塊に命が宿ってると感じられる、話題になるのも納得のアニメーションの原初的快楽に満ちた作品であった。