チャンイーモウ監督作品ということで。
特務(トップは日本軍)×ソ連で特訓を受けた共産党員スパイの話。
まず冒頭シーンが好き。
終始、白×黒×赤という色遣いが物語をよく表していて良い。さすが色彩の魔術師です。
衣装や装飾品、喫茶店のカップ、薬の箱、様々な字体とか素敵!ハットの被り方やそれぞれ個性のある形もオシャレ。
銃声は寒いほど鋭い音になるという印象。
日本軍が出てくるかと思いきや一度も出なくて安心(日本軍役の片言の日本語を聞きたく無い)。
サンザシとか初恋の〜のようにストーリーを楽しむより、英雄のように映像美を楽しむ作品という感想です。
分かりにくいという声もありますが、スパイものが好きならストーリーもついていけるはず。
パンフレット買っちゃいました。
パンフレットの解説を読んで初めて理解できた背景あり。デザインも可愛くおすすめです。