チネチッタで観た。よかった。監督は「やっぱり猫が好き2005」の脚本をやった女性。
小林聡美がものすごく魅力的。前向きに規則正しくキチンと生きている。部屋で合気道の歩き方?をやるシーンがそれを物語る。
もたいまさこの荷物にキノコが詰まっていたのと、「今日、かもめ食堂が満席になりました」プールで拍手、はファンタジー。北欧の魔法。とくに拍手のシーンは感動してちょっとウルっときた。
原作には映画には描かれなかった部分もあるみたいで読みたい。
しかしやっぱりこのメンツだと室井滋もいてほしかった。片桐はいりがダメというわけでは全然ないんだけど。
北欧デザインが随所に登場していたがGood。なんだか独特。食堂のインテリアが機能的でよかった。
もたいまさこは本領発揮。
毎日をきちんと生きてひとつひとつをキチンをやっていき、気が付いたらお店が満席。いいなあ。
食べ物がおいしそう。たぶん観ていた人はみんなおにぎりが食べたくなっただろうな。オレも帰りにコンビニで買ってしまったよ。
片桐はいりが自転車で走るシーンがあったが、ヘルメットかぶって当たり前、街並みにも違和感が全然無い。
とにかく、なにがおこるというわけでもないストーリーなんだが、やけによかった。最近見た映画では一番のヒットかも。実際にぴあでは満足度で「THE 有頂天ホテル」についで第二位だった。