コレクターズ古市コータロー絶賛で気になっていたがようやく見た。
シンプルで爽やか、なんともいい映画だった。主演の男女が魅力的。音楽も爽やか青春していてこれまたいい。
ノートブックが重要な役割をしているところがツボ。他人のノートを覗き見る楽しみ。水に濡れて薄くなってしまった彼女の筆跡をなぞり書きしていく。まさにノートブックに書きつける映画。「オン・ザ・ロード」を思い出し、そちらももう一度観たくなった。
ソーンが最初に右手を骨折したのはどういう意味?と思ってたが、ギブスに子どもたちが星印を書いたのが、エーンの右手のタトゥーと重なるんだな。
水上分校での生活を見てて、子どもの頃に見た「イーハトーブの赤い屋根」を思い出した。
邦題がダイアリーじゃなくてダイアリーズなのは、エーンのダイアリーにソーンが書き加えた、二人の日記だからなんだな。