フィンランドで小さな和食レストランを営む3人日本人女性の日常の話。
時間の流れが穏やかで静か。日曜の昼にゆるりと見るのに適した映画。
開店から1ヶ月経っても1人もお客さんが来ない状態から始まり、めげずに丁寧に仕事をするうち、日に日に店に人が集まっていく様子は微笑ましかった。
ただ、自分的にハマるかハマらないかと言ったら、ハマらない。
『リトルフォレスト』しかり『南極料理人』しかり、ただ食べてほっこりしたり、日常のなかで小さな幸せを噛み締めたりする系の映画がそんなに好きではないと気づいた。
残念ながら、私にはほのぼのするのを楽しむ感性がない。
主役の小林聡美の演技が自然で素晴らしかった。
あと、シナモンロールはうまそうだった。