かもめ食堂の日常を描きながら、最初がらんどうたった店内が徐々に賑わって、主人公が目指していた、レストランとは違う“食堂”の雰囲気になっていく。
特段大きなイベントが起こるわけではないけど、ちょっとした出会いや変化の中で輪が広がっていって、人の温かみに純粋に触れられるような、心が落ち着く作品だった。
調理中のシーンは画面から良い匂いが漂ってきて4Dか？！って勘違いしてしまいそうなほど美味しそうで、無駄のない手際の良い動きに釘付けになった。
異国の地でお箸で日本食を食べてる人を見るだけでもなんだか嬉しい気持ちになる。
この作品を見ていてやっと気付いたけど、小林聡美さんめちゃくちゃ好きです。多分幼稚園くらいから、CMやドラマを見てても不思議と惹きつけられるしホッとするような安心感があって、昔からずっと私の憧れだったのかもしれない。出演作品いっぱい見よう…！
