グロ度も大した事なく、短くサクッと観られる擬人化ホラーでお手頃なのだが‥
ペシミスティックな展開は必要だったのか?無関係な人々が逆恨みで殺される様が後味悪いし、後半肝心の復讐相手は出てこない。
B級ホラーは、ヒロインが魅力的であるのが必須条件なのだが、このヒロインは果敢に立ち向かいもせず、悪徳店長や同僚に振り回されているだけで、むしろ悪徳店長の方が、生き残るんじゃないかと思ったほどである。
唯一楽しかったのは、画面に登場した途端、誰でも思い当たる日本のファスト・ファッションメーカーにソックリだったのが、面白かった。
しかし、ブラック企業のブラックな環境のシーンが出てこないので物語が浅く、しかも殺戮後の後始末が綺麗すぎるなど、観ていて納得出来ないシーンだらけだった。
途中までわからなかったが、ホラーコメディだったんだ。中途半端なコメディ感。
B級だからと、笑って観られなかったのが残念だった。