リング・ワンダリングのkaoruiのレビュー・感想・評価

しっかりした色彩設計と構図の上に俳優たちがゆったりどっしりと運動する。現実と幻想の境目も常套手段で逃げない。カットバックしてもしっかりいるし、背負った背中にずっといるし、手の温もりもずっとある。光の加減で見えかくれさせつつフレームアウトさせる。描いている漫画の再現はいらないかなーと思うけど、阿部さんの絵を出すためには必要なんだよな。いいなーと思ってたら瀬々さん門下生なんだね。