幻のニホンオオカミを巡る幻想奇譚
過去と現在が地続きで共鳴し合い、未来や自然と同化してゆく自然主義派の監督らしいテーマ。
最近の映画は饒舌過ぎるというか説明的で疲れる作品が多いので、本作のような静寂…
映像がきれいなファンタジー映画。
現代から昭和の初めへのタイムリープと劇中マンガの3つの世界。美しかった。
笠松将さんの表情が素晴らしかった。見る見るうちに目が潤んでいった。
ストーリーとしては、漫…
今現在、姿は見えなくても、過去に存在していたということは紛れもない事実。
忘れないで、私の姿ー。
この作品の価値は最初と最後のシーンに全振りされている。
ロケーションがとても良く、印象的で美しい…
存在するか、しないか。
それは誰にも分からないし、いないと言い切れない。
でも、過去に"居た"ということは紛れもない事実である。
過去と現在を、幻想と現実を、2次元と3次元を彷徨う彷徨う。
そして…
時空を超えたファンタジー。
気付いたら別の時代にいました…という何処かで見たことあるようなストーリー。
安田顕からは実体のない不気味な雰囲気を感じたが、もう少し全体的に不穏な感じがあったら違う印…
「話しても信じてもらえないと思うんですけど」
っていう導入から話し始める話のようなストーリーだった。
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メインのシーンで出てくる草原のロケーションが良すぎて、行ってみたくなった!めちゃくちゃ天気の…
目当ては笠松将だったが、心臓を射抜かれた最初の出会い(有村架純の撮休)を超えるトキメキを求めるのは酷だったか…私が悪かった。
そもそも話に興味が持てなくて、早送りするくらいなら中断する方が作品に対…
リング・ワンダリング製作委員会