生きているうちに記録。
清水崇監督による『○○村』シリーズ第三作。今作はその内容を聞いた者はみんな死んでしまうゆえ、誰も内容をしらないというネットで有名な都市伝説『牛の首』が題材。要するにこの映画を観たら死にます。
中盤少し眠かったけど、前二作よりは好きだったかも。正直『犬鳴村』『樹海村』にはあまりハマれてなかったんだけど、さすがにシリーズ三作目となると『13日の金曜日』みたいな変な愛着が湧いてきて、序盤のウザめの配信シーンも何だかんだ楽しみになってくる。何ならもっとウザくてもよかった。
しかし前述のとおり中盤はなにも起きないシーンばかりで若干退屈。死人はあまり出ず、襲われることもあまりなく、ただ淡々と物語が進んでいく。やっと来た！と思えば窓の反射や蜃気楼に映るばかりで、正直ホラー要素はだいぶ弱かったような気がする。次々と容赦なく人が消えていく怖さは前作のほうが強かったかもしれない。
あと今さらどうしようもないけど、今作も『〜村』縛りがだいぶ足枷になってる感じがした。"牛の首"というシンプルな都市伝説を、強引に"〜村"にしたいがために若干ややこしいストーリーになってしまったと思うと居たたまれない。そういうシリーズだから仕方ないけど。
主演はkoki。動いてるのは初めて見たかも。
キムタク役はココリコ田中でした。
