無限の彼方へ、さぁ行くぞ！！！
《アンディが惚れたバズの映画が実在したら……》というコンセプトで誕生したSF映画。『トイストーリー3』でアンディとともに大人になった我々を、今度は再び子どもに戻してくれた。映画館で観るピクサーもSFも久しぶりでめちゃくちゃ嬉しかったし、めちゃくちゃ楽しかった。無事に映画館で上映してくれたディズニー社の英断(?)に拍手を送りたい（レッサーパンダも映画館で観たかったけどな〜〜〜）。
思ったよりちゃんと本格的なSFでビビった。トイストーリーのスピンオフ作品以前に"ピクサー印のSF映画"としてかなり完成されてて、途中から『トイストーリー』っていうより『インターステラー』観てるときの脳の使い方してたかも。SF特有の心地良いややこしさがいい感じ。
本作の（人間の）バズ･ライトイヤーをいきなり原作に寄せすぎず、時折ハッとさせられるようなさりげない演出をチラつかせてくるのがニクい。物語が展開していくにつれて少しずつ、よく知ってるあのバズになっていくのがめっちゃ楽しい。羽生えたとき失神するかと思ったよ。
唯一の不安点だったネコロボット"ソックス"のCVに抜擢されたかまいたち山内さんも、意外と違和感なくてよかった（てか『4』のチョコプラがピッタリすぎた）。そんで鬼のように可愛い。フィギュアほしい。
あとザーグのキャラデザもめちゃカッコいい〜。ザーグのフィギュアもください。
賛否両論分かれる本作ですが、SF大好きおじさんの僕としては圧倒的「賛」です。『4』の100倍すき。
『ウッディのラウンドアップ』待ってます
