最も好きな監督、エドガーライト監督の最新作。
"かなり好き"であるか"かなり関心がある"状況でないと視聴者に見られない「ドキュメンタリー」。
さらに今回取り上げた音楽グループは「スパークス」という、一部の音楽ファンなら知っている程度のバンド。
見る前は心配だったが、その不安は開始5分で吹き飛ばされた。
とにかくエドガーライトの魅せ方が上手い。演出がとにかく巧み。
最初は名前すら知らなかった「スパークス」が、結果かなり好きなバンドの一つになってしまっていた。
長年のファンだったっけ?と錯覚させられるほどの重厚さ、そして主演2人の人物像がとにかく見ていて面白い、し、魅力的。
何かのレビューで「エドガーライトは映画でずっとオナニーしている。しかしながら見ている我々は不快どころか最高なのだ」と語った記憶があるが
この映画もまさにそう。ファンとしての愛が爆発して生まれた作品。
見終わった後はどうしようもないくらいにスパークスのことで頭がいっぱいだった。オススメ。
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[この映画のBest俳優]
スパークス
[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆