春原さんのうたのコラボのレビュー・感想・評価

　喫茶店に勤めて独り暮らしを始めるサチ。その日常が淡々と描かれる。叔父や叔母、友人たちがその部屋を訪れるがいつもドアが開いていて風がよく通る冷房のない部屋。そのうちに本人の台詞でもう大丈夫、とか時々出てくる無言の女性が「春原さん」であるらしいことが見えてくるものの、コロナを反映して登場する人たちも普段はマスク姿なので人物どうしも区別がつきづらいので正直１回観ただけではあまり理解できていないと思う。しかしこの作品は静謐という言葉が似合いそうで退屈とは感じなかった。摩訶不思議。