まる

アリスとテレスのまぼろし工場のまるのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

何処となく震災を想起させる世界で、
時が止まった中で生きてる人たちがいるんだという設定はすごく好きでした。
好きは痛い。最後、産声を上げながら元の世界に帰って行ったのもよかった。

ただ……
個人的に、親と子の間に恋愛感情を描くと言うのが生理的に受け入れられず。
途中から何も感情も動かないまま、ただストーリーが展開されてるのを見てた感じでした。

(世界観的に年齢が近いとはいえ)
幼く描かれている娘が男親に恋愛感情を持つ、
ましてや母親が娘に対して、あなたの父親の気持ちは私のものだと宣言するあたり。
とても気持ち悪かった。

冒頭から、無駄なパンチラ(むつみの心理に本当にあってる?)も
男の視線で生々しく描かれてる感じが嫌で、
最後まで違和感を持ちながら見てしまいました。
まる

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