HirotoFukuyama

アリスとテレスのまぼろし工場のHirotoFukuyamaのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

仕事終わりにスタジオにて鑑賞。

最高だった。

思ったより、メッセージ性の強い作品で、久しぶりにアニメで泣きそうになった。

前半は置いてかれる感じはあるが、別にストレスはそこまで感じなかった。
むしろそこも含めて、アニメーション映画にして、シンプルながら複雑な描き方は個人的に新鮮で好きだった。

リアルに長いキスシーンや恋愛の描き方など、アニメーションから少し外れたような演出がまた良い。


ストーリーもとても面白く、絵も音もディテールの細かいところまでの拘りも伝わる作品だったと思う。

効果音や効果音も本当に細かく、工場やトンネルなど、ノイズの表現もすごく秀逸だと感じた。

特にペンを殴り描くシーンの音は、凄かった。

少なくとも音を生業としてる身なので、分かってるつもりだったが、ここまで音というものに感情が乗るのか、と驚きと感動があった。

声優さんの演技も凄く、言葉には出来ない感情などが、声を通して伝わってきて、感情を揺さぶってくれる、いい作品。
HirotoFukuyama

HirotoFukuyama