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アリスとテレスのまぼろし工場のnocoのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

流石の映像美!
セカイ系マルチバースという感じ。
ある田舎町の1991年冬に存在し続け、緩やかに終わりを迎えていく人たちの話。

正宗の、未来に繋がらないとしても絵を描くのが好きだ、的な台詞が良かった。
睦実が五実に言う「未来はあなたのもの、だけど正宗の心は私のものだよ」も良かった。

そもそも現実には存在しない「まぼろし」たちの話なので切なめだった。
正宗と睦実は五実の親でありながら、この世界の2人は親にはなることはない。夢があっても叶えることは叶わない。それでもハッピーエンドだと思った。
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