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My Joy(英題)
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『My Joy(英題)』に投稿された感想・評価

[ソビエト後期における"ズヴェニゴーラ"の再構築] 90点

1996年からドキュメンタリー作家として活動していたロズニツァが製作した初めての長編劇映画。2010年のカンヌ国際映画祭のコンペティションに選出され、同年唯一の初監督作枠を獲得した。トラック運転手のゲオルギーが巡るソ連とロシアを横断した暴力とアレゴリーの旅路、と言えば聞こえはいいものの、中身は散乱した挿話の集合体のような体裁をとっている。"名無し"の老人、幼い娼婦、口の利けない男それぞれの挿話が象徴する要素を一つずつ吸収したゲオルギーが冬の荒野を彷徨うのを追った話で、どこか神話的な脈絡の無さは同じくウクライナの伝説を紡いだアレクサンドル・ドヴジェンコ『ズヴェニゴーラ』を思い出す。

ロングショットが冴え渡っていた序盤の二つの挿話で映像的な面白味は終わってしまったような感じがするが、1秒たりとて忘れられないあたりその魔力は凄まじいものだったのかもしれない。
トラックの運ちゃんが不幸に見舞われる話で『ドンバス』同様エピソードの羅津による混沌とした作りだが『ドンバス』のほうが洗練され完成度が高くて好き。こちらはまだ荒削りな感じだ。『ドンバス』同様、唐突な暴力と人の顔にタバコの煙を吐きかける男が出てくる。

発進した列車の窓から駅のホームの男を狙撃する場面、意外と過去に見た事がなく新しい。これは目の付け所が良い、と思った。