あんず

モガディシュ 脱出までの14日間のあんずのレビュー・感想・評価

4.1
劇場公開時、タイムラインを読んでいて、劇場で観たいな~と思っていたのに、逃してしまった作品。逃がした魚は大きかった。この緊迫感溢れる脱出劇はやっぱり劇場で観るべきだった。

こんなことがあったとは全然知らず、外交官がこんなに身を危険に晒す職業とも知らず、ビックリした。北と南の人たちが、暗い中で一緒に食事をして少しだけれども交流するシーンが良かった。奥さん同士のそれは、『愛の不時着』で北の奥さまたちと主人公が心を通わすシーンを思い出した。

韓国映画はシリアスでも、絶妙にユーモアを入れて来るのが本当に上手いなと思う。

「W座からの招待状」で小山薫堂氏と信濃八太郎氏がこんなようなことを言っていた。【共通の敵がいれば北と南も協力出来る。ということは、今の世界は宇宙人でも攻めてくれば争いを止めて協力するのではないか。中学生みたいな考えしか出てこないけど…】私も同感。でも、なんとか宇宙人が攻めて来る前に平和な世界が実現して欲しい。
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