Yuri

モガディシュ 脱出までの14日間のYuriのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

撮影規模がバカでかい。現地キャストとか銃撃戦とかカーチェイスとかめちゃめちゃお金かかってる。観る前は北はどうして自分の友好国の大使館に逃げ込まなかったの?と思ったけど、行けなかったのね。でも、エジプト大使館に行けるなら行けたはず?車なし、子連れじゃ無理ってことか。韓国が作っているので、どうしても韓国寄りに描かれていて誇張表現も多いだろうけど、どこまでが本当なんだろう?と思ったけれど、後で調べてみたら、実話の方が映画みたいだった(凄)テ参事官(ク・ギョファン)が最後、完全に自分を盾にしたのが観返したらわかったし、大使同士が振り向けない背中で語る切なさがもう胸アツ過ぎた。カン外交官(チョ・インソン)は明らかに怪我するし、ドロドロになるとわかっている逃亡劇で上下白のスーツ着ちゃうの?超目立つけどまじですか?と突っ込んでしまった。白旗をイメージ?(汗)こんなに絆が芽生えたのに、実際、北朝鮮側も韓国と一緒に太極旗を振ったというエピソードもあるのに、それを生かせない、見せることも出来ないならもう南北統一なんて無理じゃんって思ってしまった。出来るのに意地を張り合っているだけに見えてしまう。実際は進んでるのかな?他にも南北が共闘した出来事って結構あるし、そのたびに絆が芽生えているので、早く南北統一出来ればいいなと感じた。内戦の怖さ、外交の難しさ、南北問題を迫力満点のエンタメに昇華させていて、どの世代にもオススメした逸作です(^^)
Yuri

Yuri