このレビューはネタバレを含みます
軍曹と呼ばれた叩き上げの鬼刑事が、音楽隊に飛ばされ、音楽隊を改革する話…かと思いきや、むしろ音楽によって彼自身が変化していく話だった。
笑いあり、涙ありの王道エンターテイメント。
一応、縦軸の話(連続強盗事件の解決)はあるけど、メインはあくまでも音楽によって主人公が変わっていく様子。
音楽っていいなあ、と思える良作。
あえて欠点を上げるなら、刑事課が呆れるくらい無能集団だったことだろうか。
捜査もそうだし、丸腰の犯人を包囲しているにも関わらず制圧できずにあっさり取り逃がしてしまうあたりが…。