このレビューはネタバレを含みます
映画のリアリティがかなりショッキングで全身の震えが止まらない、頭がいたい
生きること、生き延びること
ただそれだけに自分の全てをかけること
数ヶ月前にダッハウ強制収容所で見たあの景色を今もう一度頭の中で照らし合わせながらこの映画を見た。
ベッドがあるだけマシで、数分寝る時間があるだけ幸せ、水一滴あれば。必死で生きる人々が銃一発で淡々とドイツ兵に撃たれていく
餓死してる人が街に転がっていたり、彼が列車に乗らずにすみ、家に戻ると子供達が血を流して死んでいる、この世の地獄を目の当たりにする
渇いた涙を拭いながらエンディングロールに流れるピアノの音を聞いた