DORATARO

戦場のピアニストのDORATAROのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
3.6
うーん。ゲットーの過酷な生活やホロコーストの残酷な描写なら「シンドラーのリスト」がありますし「ライフイズビューティフル」のようなアウシュビッツの悲劇をユーモアに描いたものもあるので、これらに比べると魅力半分かなぁ。
ただ、廃墟と化したワルシャワの街の映像、主人公シュピルマンの次第に瘦せこけ虚ろになっていく様子、人情派ナチス将校との出会いなど見どころもあります。何よりこの話しが実話に基づいている点、監督がホロコーストを経験した当事者である点がこの映画の最大のセールスポイントでしょう。
DORATARO

DORATARO