Koichiro

戦場のピアニストのKoichiroのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
4.0
シュピルマンの悲嘆と恐怖に身体が戦慄した。
ゲットーに入れられてからのユダヤ人たち惨殺のシーンがリアリティに満ちていて、あまりの理不尽さに涙が出てきた。ピアノを前にして指だけ動かして脳内で演奏をイメージするシュピルマンの姿に、彼の音楽への愛と執念を見た。ドイツ語の動詞spielenは「演奏する」の意味があるのを思い出して、「Spielmanか、ピアニストにふさわしい名だ」と大尉が言ったシーンは忘れない!
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