Amelie

戦場のピアニストのAmelieのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
4.2
普段、私は戦争をモチーフにした映画は基本観ないのですが、友人宅に訪問した時に「観たことないの?!」と、驚かれ、鑑賞。
エイドリアンの演技力にとてつもなく驚かされるし、彼の演技力があったからこそ、余計に壮絶さが現れた作品なのではないだろうか。
最初は、観るの正直憂鬱だな…なんて、思っていたのですが、観てみたら言葉にできないほどのホロコーストの壮絶さが目の前にあった。
今まで浅い知識としてしか知らなくて全然強い思いはなかったのだけれど、あんなに簡単に人を殺すだなんて本当にひどい歴史だったことを思い知らされた。
フランス人の友人の家だったこともあり、日本語字幕が無かったので何とか英語字幕すらない状態で鑑賞したので、ドイツ語が出る場面では、深くは理解できなかったが、あの状況での将校のやさしさは主人公へとても希望を与えたものだと思う。
だけれども、その後の彼を知ってしまうとやるせなさが拭えなかった。
この映画を知って、もっと悲惨な歴史の事は知っておいた方がいいと自覚した映画です。
観たのは実は数か月前なのですが、鑑賞後原作の本を買いました。ドイツ将校について、述べた本もあるみたいですがそれについては、中々見つけられず...

ホロコーストの事やアウシュビッツ諸々について、この映画について調べたのだが、シュピルマンはドイツ将校の親族をどうにか探し、に手紙を送ったそう。
改めて理解するために、日本語字幕を付けて見直そうかと、思ったが出来なかった。
忘れたころにまた見直したいと思う。
Amelie

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