このレビューはネタバレを含みます
凄まじい内容。
まさしく命懸け、人生懸けての映画。
世界中の、特に欧米のインテリジェンスからしてみれば、何を今さら、という内容なのだろうか、その辺り、気になる。
いずれにせよ、元料理人がここまでやれたことには敬服しかない。
そして映画のような、マンガのような世界が本当に世の中にはあるんだと思い知らされる。
ただ。
いくら知る人ぞ知る、大物の紹介から始まってるとはいえ、元軍人のイカサマ話が、あんなにホイホイ進んでしまうところが不思議で面白い。
最初の接触から随分時間が経ってから再会している人も多かっただろうに、それだけ巨額プロジェクトなのに投資家の素性を全く調べなかったのだろうか。
事実は小説よりも奇なりとは、良く言ったものだ。
凄まじい映画でした。