何でも出来る気がしていた、何者にでもなれる気がしていた高校一年の夏。でも田舎の学校の常でほぼ中学からの持ち上がり。階層も変わらず主流派からは落ちこぼれたまま。唯一の親友は東京の高校に行っちまった。そいつが夏休みで帰ってきたので遊び倒してやろうと思ったら何故か一つ年下のガキンチョが仲間に加わって、さあ冒険の始まりだ！
不思議な事も起こらず、大きなイベント（遠くの山火事あったけど）も無く、飛んで行ってしまったドローンを探しに行くだけ。
でもなんかこの三人の行動が楽しくてずっと見ちゃう。序盤に"主流派の度肝を抜いてやろう"としてやる事が爆笑もので掴まれました。
数々の困難を乗り越えて行き着いた先で彼らが見た物は、果たしてドローンは見つかったのか？
実はこの話の肝はその後。前半に散りばめたものを回収、"アレ"と"これ"が繋がった感動はなかなかなものでした。
こういう知らなかった良作を見付けるのは気持良いよね🤗
