このレビューはネタバレを含みます
攻殻機動隊S.A.Cの続編。
もともと12話構成のアニメシリーズを総集して劇場版サイズにしたもの。2期が来るまで長すぎて、内容忘れちゃったので総集してくれるのは助かった。なんか各話見てたときよりも面白く感じた。
笑い男事件のときが2030年だったので、それから15年後が舞台。てか荒巻課長何歳なの?
サスティナブルウォーからの世界同時デフォルトで世界は混沌としているらしい。
その頃、海外で民間軍事会社として活動している少佐たちであったが、9課再編の計画が持ち上がったため、トグサが少佐の行方を探るとこからスタート。
少佐たちはジョン・スミスなる人物に拘束され、よくわからぬまま激ムズ作戦をさせられることになるも、トグサや課長のアシストで難を逃れる。
そしてポスト・ヒューマンなる存在と対峙していくことになる。
ポスト・ヒューマンとは人間からあらゆる能力がより高次の次元へと進化した存在のようで、尖った思想を基にテロ行為を行う性質があるようだ。
その捜査の過程でトグサが消え、日本にいるポスト・ヒューマン3人のうち1人を捕獲したとこで終了。
ストーリーの全容はわからないが、S.A.Cシリーズに共通することだと思うんだけど、視聴者が敵の思想に引っ張られる感覚になるのは本作でも味わえる。
てか公安9課の動いてる姿がまた見られただけでも最高。当初これとデビルマンのためにネトフリに加入したはずで、ようやく2期か、という感じ。
ただし本作は今までのシリーズとは違い、フルCGアニメになっていて、その造形はのっぺりしていて賛否は別れそう。個人的にもあまり好みではないかな。
ハイエンドなゲームでこれ以上のCGなんてざらにあるしな、と。
新キャラプリンのキャラデザも残念。攻殻の世界で浮いてるというか、違うアニメからやってきたみたいな感じで、もうちょっとどうにかならなかったんかと思う。
これから2期を見ていこうと思う。