信じられないくらい美しく壮大で残酷な物語。
んー凄い光景だな…
この映画は世界初、ラマレラ村で捕鯨の撮影に成功した映像作品らしい。
舞台はインドネシアだが捕鯨国である日本人監督だからこそ公開出来た作品だとも言えるだろう。
まずこの映画は色々とカルチャーショックだ。
2021年の映画のはずなのだが…なんかスマホすらなさそうな本当に原始的な生活をしてて「これ本当に現代なの？」って思ってしまう。
一応終盤にはスマホがチラっと出てきたけどそれ以外は全く出てこないし。
でも彼らのような生活のほうが健全で幸福度高そうだ。
そして銛の突き方がヒーローみたいでめっちゃカッコいい笑
あと船のデザインも第二次世界大戦の米軍戦闘機みたいで好きだ。
こんな命がけのサバイバルを小さなボートで繰り広げてるんだから驚く他ないよ。カメラマンが乗ってる船も鯨に攻撃されてて怖かった。
やっぱドキュメンタリー映画っていかに凄い光景を視聴者に見せつけるかにかかってるように思うな。これが醍醐味だと思う。
ゆきゆきて神軍とかナワリヌイとか名作ドキュメンタリー映画は大体凄いものを見せてくれる。
この映画も観て良かった。
