ニャンタ

流浪の月のニャンタのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.0
公園で帰りたがらない女の子を、自分の家に連れ帰った青年が誘拐罪で逮捕され、少女は被害者として、報道された15年後、再会する物語🙍🏻‍♀️☔️🧑🏻‍💼
 2人の関係性を表す言葉は見つからず、なかなか当てはまらない🆕簡単に説明できない為、真実は違うのに…誤解されて、世間の感覚や常識により、苦しむ人がいる事を知りました😩🪴

◽️🖋️2人の願い(心の奥底)
 著者: 凪良ゆう の原作も読みまして、「お互いの存在」によって救われている2人(松坂桃李, 広瀬すず)の会話が、クスッと笑えて素敵でした🍳🍨

 世界の片隅にいるような「孤独」を感じる2人が再会する、絆の強さを、後半から応援ぜずにいられませんでした🙏🏻🚻

◽️🖋️本作品のテーマ
『事実と真実の間には、月と地球ほどの隔たりがある』

 事件までの経緯を説明する度に、事態は複雑化する為、次第に口を閉ざし、2人の感情の行き場は、見つからなくなっていました🧶🤦🏼‍♀️
 ちゃんと経緯を、聞いてあげて!!🗯️📢
 きちんと事情を、説明してあげて!!🗯️📢
 我々も参戦して、横から口出ししたくなる会話劇が、何度もあります🔄👈🏻🤬

 過去の事件なのにSNSで晒され続ける、デジタル•タトゥーの辛い物語ですが
 苦しさが続くと、癒される展開があったり
 嬉しさが続くと、寂しい展開があったり
 色々な感情を行ったり来たり、揺さぶられる物語構成になっていて、”とても技巧的”と感じましたし、溜息が何層にも重なっていくと、胸が騒つく程、切ない気持ちで一杯になりました🫢🫧
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