Kazushi

流浪の月のKazushiのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
3.8
惨憺たる日々に
無音の悲嘆と悲痛が響き渡る。

俯き縋り跪きたくなる過去が
踏み出す足を滞らせ、引き摺りまわす。
あの静謐な日々を
他者が愚弄・意味付けし
最後には利用したりさえする。
弑虐そのものなのではないかと憤る。

“君の人生は君のもの”
“誰とも繋がれない”
どうか誰も救いの手を差し伸べないで
Kazushi

Kazushi