マケソニア

流浪の月のマケソニアのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
2.1
記録

「人はみたいようにしか相手を見ない」
テーマはきっとこれなんだろう

登場人物みんなそれぞれに良さがあって軽くて暗くて、
けどここに映し出される人々にまともなやつなんかひとりもいなくて

実際この世界にはまともな人物なんか限りなく存在してなくて
僕にとって、私にとってのまともな人がいるだけ。

世間ではひどい犯罪者もフィルムを通せばまともな人
見せたいように見せられる

ネットの悪者
巡る不幸
母親の歪な愛
普遍的な正義
子供のままでいて


カーテンから差し込む陽の光がとても美しくて
この世界を丸洗いしているみたいだった
人間はこんなに汚いのに

生きてるだけでこんなに汚れていくなんて

そういえばあなたはずっと「可哀想な子」だったよ
マケソニア

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