奇想天外なマシューヴォーン最新作。ベストセラーのスパイ小説の内容がもし本当だったら?という序盤から色々起きました笑
今回マシューヴォーンは脚本に入ってないからか彼のこれまでの作品と違うのはこの映画で描かれるのがどこまでも絵空事に思えてしまうこと
今日イマーシブ東京ってのがオープンしたが、あんな感じで別世界をずっと見てる感じ(イマーシブは実際に自分が体験するからこその価値だが)
要は現実に根差した要素が今回ない。
「キックアス」「X-MEN」「キングスマン」とマシューヴォーンが脚本に入ってる作品にはあるのに
あとは主役2人の絆もこれまでの作品に比べると希薄に見えるのも残念
構造的にひっくり返しが多いのでというのも原因だと思う
ビートルズのNow And Thenで力技でねじ伏せようという感じだった笑
あとはあのキャラが実はこうでしたとかもあるんだけど、そのキャラを観客は知らないからそんなにグッと来ないとかもありましたね
ただアクションシーンはさすがマシューヴォーン
特にフィギュアスケートは爆笑もの
過去のマシューヴォーン作ほどのクオリティは無いけど、そんなに期待せずに見たらまぁまぁ面白い作品だと思う