前半(序盤)の予告編で分かってる範囲は退屈な消化試合をこなしてる感じがして眠くなった。お話のプロットは面白いけど、いざ一本の映画となってみるとなかなかに散らかっていて、やたら複雑で、伏線とも言えない伏線にむずむずするなんか微妙〜な仕上がり。面白くないわけではないんだけど。『キングスマン』みたいな一点突破で強靭な筋がないというか、そのせいで上がるところでイマイチ上がりきれないというか。終盤のカラフルな煙もくもくシーンは、「マシュー・ヴォーンは自分の『キングスマン』が大好きなんだろうなー」としみじみしながらも、型だけなぞって無理やりそうしました、みたいな感じがして100%ノレなかった。軽くニヤけるくらいに口角は上がってたけど。妙に不自然な背景はCGなのかな。全体的にに画がちゃっちい、まではいかないけど、クオリティは高くない(と思う)。サム・ロックウェルの顔が好き!
角刈りヘンリー・カヴィルがジェラードンのアタック西本にしか見えなかった!