このレビューはネタバレを含みます
あらすじを聞いてからワクワクがとまらず、ようやく鑑賞!劇場で観れて良かった。
現実と空想がリンクすることのプチファンシーという方向に期待していたけど良い意味で裏切られた。最初のジョークがまさか伏線のようになっているなんてビックリ。ポスターにいる小説のアーガイルが真ん中&猫ちゃんを抱いてるのももしかしてそういう意味なのか……?まさか……と空想が広がり放題になる。見終わった後も思い返すことが楽しくなる魔法のような作品だった。
エリーとレイチェルの演じ分けも最高だった。前半と後半で衝撃事実による印象が変わっていくのはもちろんだったが、俳優さんの演じ分けも鳥肌ものだった。暴力や過激な非日常に戸惑っていた彼女が冷徹なスパイの顔をする時の目付きや声色が末恐ろしく、その振る舞いだけでも彼女がどんな人だったのかと想像させられるようだった。
あと最後のキングスマンの酒場は何だったのだろう?ただのファンサービス?レイチェルが幼い時の記憶?それともあの世界ではキングスマンは架空の話であるという暗喩?答えが欲しいような、何も言わないでいて欲しい様なワンシーンだった。