Hayama

ARGYLLE/アーガイルのHayamaのネタバレレビュー・内容・結末

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

一流のスパイは世界を騙す


やっぱりマシュー作品は
このバカバカしさにつきる笑(褒め言葉)
ᐠ( ᐙ )ᐟ ←こんな感じの顔して見ておけばOK笑


序盤、列車内のスパイ殲滅戦から
マシューみ炸裂の大好物シーン。
合っているのか合っていないのか分からない、
スタイリッシュBGMに加え
小説内のイケメンアーガイルと
目の前のダサダサ誰やねんスパイが
目まぐるしくスイッチングしつつ
見ているこちらが恥ずかしくなるカメラ目線も交えながら
難なく雑兵を退治するこのシーンだけでお釣りあり笑

戦闘シーンで言えば他にも、
虹色にカラーリングされた煙幕の中、
猫を背負ってダブルスダンシング発砲による手下一掃、
加えて、
原油でコーティングされた機械室における
ソロスケーティング発砲によるトドメの一手とあり
このあたりはキングスマンの風味も感じ取られ、
やはりこのアホらしいシーンの数々をみせてくれる
マシューは最アンド高の一言なのです笑

…。
自身が実は記憶を失ったスパイであり、
小説アーガイルは、
自身の過去経験をなぞる内容となっていること、
オトンとオカン(と思っていた人)は
その悪組織の一員であり自身の記憶を洗脳、
ワイルドとかいう自分を守るスパイとは
昔の仲間&恋仲であったと、
アンタを5年間見続けてきた、と、
怒涛の裏切り展開に、
そうやったんかーとそんなわけないやろーが
混在する複雑な感情に包まれつつも
目まぐるしく怒涛の勢いでシーンが変わることで
そんな気持ちも途端に流されてしまうのです笑

痒いところに手が届くように
細かい伏線も回収され、
心臓下5センチの発砲やら、
次作小説の内容提案メールやら
そして前述のスケーティングやら
こちらはなかなか上手いなぁと思った次第でした。

さてさて、
やっぱりキングスマン調になると
マシューは輝くなぁと思っていたら
本当にキングスマンの酒場が登場
今後クロスオーバーあるのか
それともそれはアーガイル第6巻で語られるのか
非常に楽しみです。
マシューありがとう!


事実は小説よりも奇なり、
小説もまた事実を追うように奇なり。

ᐠ( ᐙ )ᐟ
Hayama

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