二瓶ちゃん

私ときどきレッサーパンダの二瓶ちゃんのレビュー・感想・評価

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)
4.2
劇場公開もされたし鑑賞。

Disney PIXAR ANIMATION STUDIOS

【be yourself 】

あなたはあなたでいいんだ、そういうメッセージを親、家族というテーマで包み込んで伝えてくる一作。

マイエレメントの女の子とかちょっとこの作品の主人公みたいなところあったかも。

エブエブとか、「こんにちは、私のお母さん」でも感じたけど、親は幸せを願うからこそ子供に対しての拘束的なものをしてしまったり、余計な世話を焼いてしまったり。

ってかアジア系の主人公の映画でこの系譜は多い気がする。

ピクサーということもあり、映像には一切飽きない。仲間たちを想い、レッサーパンダから人間に戻れるメイメイの設定が何ともハートウォーミング。

個人的にはまんまるのアビーちゃんが素敵だなーと思って見ていた。

多分ポリコレ的配慮も見られるんだろうけど、厚かましくなく作品に入り込んでいると思った。

個人的にはバックストリートボーイズに見えた4TOWNという劇中ユニットと古来から主人公の家系で続く伝統のまさかのフュージョンには目を見張った。2002年らしい舞台設定。

テーマは普遍的、うまくいかないことにメイメイと一緒にイライラしながらも、最後には温かい気持ちになる。良い映画でした。ということでこの評価。

何気にフォータウンのライブシーン良かった。