このレビューはネタバレを含みます
沈黙で誰かを守る。庇う。
黙秘による愛の表現をしている作品になる訳だが、個人的にはモヤモヤが多い作品となった。
出演者たちが、皆容疑で憶測までしか分からず、真実や真相が曖昧な状態で終わらせてしまったのはミステリー作品としていかがなのか。
前作の真夏の方程式では、嘘の理由や殺害動機が良過ぎたので、今回もかなり期待してしまった。
序盤の胸糞な展開は腹立たしく不意にも泣いてしまった。良い出だしなだけにエンディングではもっと黙秘する理由を練って納得されたかった。それで泣かされたかった。
期待が高過ぎたが故の評価。