町の人々に愛された若き歌姫を殺した犯人は黙秘を貫き、釈放された…この難事件に湯川教授が挑む。といったあらすじ。
ガリレオシリーズの映画は毎回毎回胸を締め付けられる。真実に近づくにつれ、「やめてくれ、、、」ってなる。やるせない。
ずんの飯尾さんがいい演技してる!娘を殺された父の怒りと悲しみが伝わってくるようで、こちらも胸が痛かったです。
全体的に豪華キャストで構成されており、メタ視点にはなりますがキャスティングで「もしかしてこの人真犯人か…?」と思ってしまう節があるのでそこがちょっとあれですかねってくらい。
ガリレオとしての面白さである考察→実証実験が相変わらずよかった。
今回のテーマとして、
黙秘という権利により罪から逃れることができる司法への疑問、復讐も単なる殺人と同等の罪として扱われ裁かれるやるせなさなどが描かれていたように感じました。