前向きな終わり方ではあったものの、ちょっと…しんどくて、つらい作品なので評価低めです。

決して自分が悪い訳ではないのに、どうして皆の為に自分を犠牲にしなきゃいけないのか？…そう思って闘うオボクの横顔と、長めの沈黙と暗転が幾度と差し込まれていてずしんと重い空気が、辛さが増すような感じ…

同性の商人仲間でさえオボクの行動を煙たがり、救いの手を差し伸ばしてはくれない。夫は傷をえぐるような言葉を繰り返し吐く…しんどい。傷ついてるのに、更に追い込まれて悲しい、…そんな映画でした。

職場の同性の仲間や夫までも味方になってくれない。性犯罪の多い国。

あえて決定的なシーンを暗転させてるから、PTSDを持った人とかにとってはどちらかと言えば観やすいのかな。

暗転させてるからしっかり読み取らないといけなかった

丸く収めなよと言われても、自分はこんなにも傷ついたのに。とても悲しい話